Cherry英語多読教室 (岸和田下松、大阪本町)

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秋は夏の日差しを取り込んだ赤や黄色の葉が大地を覆い温めてくれる優しい

季節だと思います。寒さが厳しくなる前に自分を温めておくと厳しい冬を超える

ことができるのではないでしょうか?

今年Cherryの教室では中学3年生、高校3年生が多いです。生徒の方々保護者

の方々も気持ちを整えることが大切になりますね。この時期は特に意識

して自分の目標や望みを確かめるときなのかもしれません。春に考えていた漠然

とした進路への希望や不安が焦りに変わってしまうこともあるかと思います。

春は心が落ち着かない、夏は暑さのせいや夏のイベントや最後のクラブ活動も

あって集中して日々の努力を継続する事が難しかったのではないでしょうか。

秋になってようやく落ち着いて自分の進路を考えてみると「夏にもう少し頑張る

ことができていたのかもしれない。」「あのときこれからの事について具体的に

行動できていれば。」という後悔で自分の望む進路を決めるどころか焦る心が

邪魔をして、全てを不安にさせることもあるかもしれません。

でも、素直に今の自分見てみてください。

自分にしかわからない本当の自分に「よし!私はこれでよし!」と言ってみてく

ださい。周りの人が羨ましく思ったときや他の人より自分はできていない、遅れ

ていると思ったとき呼吸を整えることに集中してください。そして他人と自分を

比べるほど自分で自分を傷つける行為はないということを忘れないでください。

さて、今日から自分の全力をだして自分の定めた目標に向かってください!

必ず望む未来が待っています。

太陽で表すなら、大人は沈んで行く夕日、子供は登る朝日。

大人と子供の時間の進み方は全く違います。

私は子供の成長を見守る中で大切にしたいことは、大人が子供の気持ちの切り

替えの邪魔をしないということです。

大人の言葉のかけ方一つで幼い子供の心が整うことが多いものです。例えば、

子供の気持ちを短い言葉で伝えてあげる、「何か不安かな?」「何かイライラ

してるかな?」「何か楽しい事があったかな?」「何か疲れているかな?」

「何か急いでいる?」その次は「大丈夫?」と聞いてあげる。多くは「大丈夫」

と返事が返って来るでしょう。

「大丈夫」と返事がないときは大人になっていても幼児期の時のように肩に手を

かけて”ぽん、ぽん”とするとかハグするなどのノンバーバル(言葉以外)での

関わりが大人も子供もお互いに安心を感じられると思います。

子供の表情に現れる気持ちを短い言葉で伝えてあげると子ども自身自分で自分の

気持ちを自覚できるようになっていくでしょう。

不安や焦りがどこからきているのかを少しずつ分かるようになります。

最近、褒める子育てがもてはやされた影響が現代の子供達に少しずつ影を落とし

ているということを知りました。他人に認めてもらうことでしか自分を肯定

できない人が増えてきていると言われています。今の自分の気持ちを理解して

自分で自分に「よし!」と言えると他人と自分を比べて自分を傷つけることが

なくなります。

自分の全てが受験だけにあるのではないと言うことを忘れないで、

自分の大切にしたい事は進路のその先にあると言うことを忘れないで。